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Vol.2小竹のど茄さん

今回ご紹介するのは、専門学校でドッグトレーニングを学んだ小竹のど茄さん。

動物看護師として勤務3年目をむかえたそう。

Vol.1でご紹介した嶺野さんとは、年齢の違う同期の間柄だそうです。

私にとっては、教員時代の教え子の一人でもあります。

私ができるようになれば、世の中変わる!

小竹さんは学生時代にドッグトレーニングを専攻していましたね?

もともと動物が好きで、何か動物にかかわる仕事に就きたいとは思っていましたね。

その中でも、ドッグトレーニングの道に決めたのは、高校時代に観た、犬の殺処分の特集番組がきっかけです。

その番組で、多くの犬が噛み癖などの問題行動で捨てられているのを知って…。

「でも、それってしつけすればいいじゃん!」

「その人ができなくても、私がしつけをできるようになれば、そういう子たちを救える!!」

そう思ったのがきっかけですね。

ありがとうが嬉しくて

実際に働く中で、トレーニングの知識はどんな風に生きていますか?

子犬を飼い始めた方から、トイレの相談を受けた時の事です。

様子をうかがうと、いくつか問題点があったので、アドバイスをさせていただきました。

何日か経って、その方から

「この前、ありがとう!教えてもらった通りにやったら、トイレができるようになったわ!」と言ってもらえたんです。

本当に嬉しかった事として、心に残っていますね。

トレーニングを学んできたことで、しつけ等の日常生活で困っている方の助けになれるのは、喜びであり、楽しみでもあります。

医療や看護について、もっと勉強を深めたいと思って、セミナーに参加したりしています。

顔と名前を覚えて、安心につなげる

向上心を持って動物看護に臨む小竹さん。

動物看護師として、これは負けない!と思うことは?

私は、人の顔と名前を覚えるのが、得意なんです。

補液等で処置に時間がかかるオーナーさんだと、話をする機会も多いので、話した内容も覚えていますよ。

通院が長くなると、オーナーさんご自身も、話した事を忘れてしまった内容を、私が覚えている事があって。

「よく覚えていてくれるね」と喜んでいただく事もあります。

「自分が泣くのはおかしいでしょ」

動物看護師をしていて、嬉しい事ばかりではないと思いますが、辛いことは?

病院なので、ただ元気で明るいだけではなく、オーナーさんの状況に合わせた態度が必要だと思います。

動物が亡くなってしまった時、

「〇〇ちゃん、起きて、何で起きないの…」

と叫び、泣き崩れてしまうオーナーさんに出会う事があります。

自分も、同じ飼い主だから、本当に悲しい気持ちになります。

きっと自分も愛犬を失ったら、同じようになるだろうと思うんです。

でもそこで、「自分が泣くのはおかしいでしょ」って。

だから、その時は自分の感情をコントロールして、プロとして飼い主さんに寄り添えるように、意識しています。

辛くても頑張るオーナーさんの為に、私ができる事

オーナーさんの気持ちを大切にしたいと語ってくれた小竹さん。

特にダイエットプログラムを実施する際に、気を付けている事があるそう。

とにかく、増量していなかったら、それを認め、誉めることです。

「変わってない!すごい‼」って。

自分自身の経験からしても、やっぱり褒められると嬉しいし、続くのは分かります。

辛くても頑張れるじゃないですか。

特に結果の出にくい治療や、ダイエットについては、大事だと思います。

描き出したら止まらないマンガ模写

緊張やストレスを感じた時は、どうやってリラックスしているのですか?

私のストレス解消法は、マンガの模写ですね。

描き出すと2~3時間は書き続けてしまいますね。

写すのではなく、模写が好きなんです。

お菓子作りも趣味ですね。

仕事からモードを切り替えて、集中できるのが良い点かもしれないですね。

愛犬ティナちゃんはハウスが大好き!

小竹さんが勤務する青山動物病院の情報はこちら

© 2017 一般社団法人人と動物のしあわせな暮らし研究所

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