Vol.1嶺野江身さん
- Risa Inaba
- 2018年4月19日
- 読了時間: 4分
この4月から、動物看護師さんの紹介ブログ「動物看護師物語」がスタートします。
毎月更新予定です。
皆さんに、動物看護師の仕事をもっともっと知っていただきたい!
そして、身近に感じてもらいたい!!
そんな思いで、いよいよスタートです!
動物看護師歴3年目を迎えた嶺野江身さん。
カメラを向けると緊張気味ですが、院内をてきぱき動き回り、動物看護の勉強会には毎月参加!
熱意溢れる嶺野さんを取材しました!

自分のせいで死なせてしまった…
嶺野さんが動物看護師になろうと思ったきっかけは?
小学生の時に飼っていたウサギがきっかけですね。
自分のせいで死なせてしまったな…という思いがあって。
その子は常にお腹が緩くて、おしり周りが汚れやすかったんです。
当時はシャンプーも自分でやっていましたが、亡くなってしまって…。
十分な世話ができなかった事が、ずっと心に残っていました。
動物看護師という職業は『ワイルドライフ』というマンガで知りました。
高校で進路指導があった時に、心を決めて、この道に進学しましたね。
どんなことも「普通」だった自分
高校時代に動物看護師になる事を決めた嶺野さん。
高校での得意科目は何でしたか?
私はどの教科も平均という、普通の生徒でした~笑!
唯一、言えるのは持久走ですね。
毎年12月に高校の近くの砂丘でマラソン大会があるんです。
辛いことは早く終わらせたい一心で、淡々と走っていたら1位になってしまいました。
地元のテレビ局に取材されて、恥ずかしかったですよ~。
猫モチーフのご当地キャラは全国に!
進学された大学ではどんなことが思い出に残っていますか?
面白かったのは、猫に由来した全国のゆるキャラを調べた事ですね。
実は、猫に由来するご当地キャラは、いっぱいいるんですよ!
病院がある磐田市の隣、袋井市には袋井商工会議所所属の「どまんニャか」がいますよ!

主役ではないけれど…
動物病院では勤務3年目を迎え、課題に感じていることは?
自分の性格かもしれませんが、今は何かに特化するよりも、全体の流れや連携をスムーズにすることを意識しています。
特に忙しいこの時期は、全体を見てスタッフ同士の連携ができていないと、仕事が回らないので。
それ自体は目立たない事ですが、チームで仕事をする上で大事だと感じています。

心の痛みを和らげること
黒子のような役割にもやりがいを見出している嶺野さん。
ご家族と向き合う時に大切にしている事は?
診察室では飼い主さんの表情を見て、どんな気持ちかを考えます。
特に、重い病気を告知された時には、「えっ⁉…」と絶句されたり、泣き出す方もいて。
やっぱり辛い気持ちは、自分も分かるので。
「〇〇ちゃんも、〇〇さんも頑張ってますよ」と、
それ以上にマイナス思考にならない様に、自分が伝えられる事をお話しています。
恋愛映画は「あり得ない」けどスパイダーマンは「リアル」
そんな嶺野さんの休日は?
映画鑑賞が好きなので、よく映画館に出かけます。
家で見るより、映画館派!
最近のおすすめは『ジオストーム』ですね。
ジャンルを問わず、何でも観ますが、唯一見ないのは恋愛モノです。
「絶対ないでしょ!」と思うと、冷めてしまうんですよね~。(笑)

アベンジャーズという映画をきっかけに、スパイダーマンにもはまりましたね!
アメリカのマンガ本も集めるようになりました。
翻訳されたものは数が少なく、1冊2000~5000円と高価ですが、集めてます‼
フィクションなのに、意外に現実的なんですよ。
ごたごた、ドロドロはリアルに描かれているところが魅力ですね。
ご飯の前しかできません(;'∀')
今は猫と暮らす嶺野さん。
愛猫との素敵な動画を見せてくれました!
ちょっとやる気無さげなハイタッチが♡
最後に、来院されるご家族にメッセージを!
待合室にあるホワイトボードをぜひ、ご覧ください!

毎月一回、同期の動物看護師と私でテーマを決めて、ご家族に向けたニュースや病気の紹介を書いています。
ぜひ、ご感想などもいただけたら嬉しいです。
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